木材業界に革命を アナログが当たり前ではなく時代に追いつく

さんもく工業株式会社

同社は、長年培った木材防腐加工技術と、施工前の木材の加工(プレカット )を中心とした木材加工技術を持ち、技術力・品質ともに高い評価を得ている。社是に「1に努力、2に誠意」を掲げ、社会に貢献する製品づくりと人材づくり、会社づくりによって、安全・品質・効率でお客様に選ばれる企業を目指している。

課題

  • 離れた場所にある事業所間をつないで移動時間が短縮、交通費を削減
  • 会議室でおこなわれていた会議をオンラインに移行することで三密回避
  • 会議のやり方、内容の自由度が高まりさまざまな場面で手軽に使える

はじめに

Web会議システムの利用が一般化し、オンラインでの会議をおこなうことが当たり前の時代になりました。
しかし、業種によってはオンライン化を進めることができていないところもあります。
特に現場での作業が必要となる建設業や製造業はその代表例でしょう。テレワークが取り入れにくい業界にありながら、Web会議ツール「Calling」を活用し、業界に新たな風を吹き込んでいるのがさんもく工業株式会社です。

今回は、同社の代表取締役専務、田中様にCallingの導入の経緯や、詳しい利用方法についてお話を伺いました。

さんもく工業株式会社 田中様

木材の品薄、価格高騰によるウッドショック

−− 御社の木材防腐技術と加工技術はどのような場所で活用されているのでしょうか。

田中様:弊社は1934年に創業しまして、当初は、木で作られていた電柱や枕木などに特殊な薬剤を注入し、長期間腐らない加工をして行政に納めていました。現在は、住宅や公園の遊具に使用されています。
加工技術は主に、住宅建築などで使われています。現場での施工前に原材料の切断・加工を施しておくことをプレカットといいまして、弊社が得意としています。

−− 新型コロナウイルスによる影響はありましたか。

田中様:直接的な影響は、それほどありませんでした。
弊社は製造工場なので、作業中は窓を開けることで換気ができ、従業員同士の間隔を開けて作業しているため密集することがありません。それに加えて、マスクをして必要以上の会話をしないことで、感染対策ができています。

しかし、巣ごもり需要によるDIYでの利用増加や、経済活動再開による住宅建築の増加により、今年に入り木材の需要と供給のバランスが崩れ、ウッドショックが起きています。木材の品薄、価格高騰により、材料が手に入らなくなって完全に止まっている工場もあるようで、業界全体で考えると新型コロナウイルスによって大きな影響を受けているといえます。

Callingを選んだ決め手は日本製の安心感と充実のサポート

−− 御社ではどのようにテレワークを取り入れているでしょうか。

田中様:現在、弊社ではテレワークを実施していません。弊社だけでなく業界全体でいえることでもあるのですが、基本的に電話や紙ベースで、お客様や業者とのやりとりがおこなわれているんです。

テレワークを導入しようと試みていた弊社と、お客様とのギャップが大きく、逆に業務効率が悪くなってしまいました。結果的には、現場担当者からオフィスに出勤させてほしいという声が頻出したので、現在ではオフィス勤務を基本としています。

−− Callingを導入した経緯を教えてください。

田中様:じつは、コロナ以前からテレビ会議システムを導入していたんです。弊社は、本社の岡山、県北の真庭、松江、海を渡って隠岐と拠点があります。各支店から本社に集まって全体会議をおこなっていたのですが、支社のメンバーは、毎回1泊もしくは2泊する必要がありました。この出張費がもったいないということで、パナソニック製のテレビ会議システムを導入しました。各支店からカメラとマイクをつないで会議をおこなうので、Web会議システムの仕組みは変わらないのですが、なんとなく「これじゃないな」と感じていました。

その後、新型コロナウイルスが流行し始めました。テレビ会議システムでの会議は、密の状態でおこなわれていたので、その状態を回避するためにも大急ぎで代用してMicrosoft Teamsを導入しました。Zoomは、セキュリティの脆弱性などが懸念で、検討にはのらなかったですね。

しばらくはTeamsを使っていたんですが、使いにくさがあってほかに良いサービスがないか探していたんです。そのときに、Callingに出会いました。いくつかのツールをトライアルで併用し、実際に社内の会議やお客様との商談で使い、最終的にCallingの導入を決めました。決め手となったのは、日本製のシステムという安心感と、比較したツールの中で一番安定性が高かったことです。また、担当者の方が手厚くフォローをしていただけたことも大きかったです。

お気に入りのツールだからこそ、もっとCallingを使いこなしたい

−− どのような場面でCallingを使っていますか。

田中様:先程の全体会議や、半年に1回全社員が集まる全社大会、取引先との商談にも活用しています。
また、定期的に取引先を集めて、勉強会や懇親会を開催していたんですが、これもWeb会議でやろうという話になりました。

その他にも、岡山の木材青年会で開催された木工工作コンクールの打ち合わせでもCallingを使っています。各市町村の小学生から木工作品を集めたコンクールなのですが、私がその副責任者をやっているんです。メンバーの中でWeb会議システムを利用しているのが私しかいなくて、Callingが活躍しました。
なので、私が参加する会議では、基本的にCallingを使用しています。

–– Callingの良い点を教えていただけますか。

田中様:困ったときや相談したいときに日本人のスタッフが丁寧かつ迅速に対応してくれるというのはとても大きいと思います。
それにちょっとした自慢にもなります。たとえば取引先と「どんなWeb会議システムを導入しているのか」という話になったとき、Callingを知らない人には、「国産で安心して使えるんですよ」と話すこともあります。逆に、Callingを知っている人とは「ご存知なんですか」というきっかけで会話が弾むんです。こんなふうに、Callingには、使った人にはわかる魅力がありますよね。

Callingで仕事を効率化、全国とつながるツールにしていきたい

−− この先、Callingをどのように活用していきたいですか。

田中様:私たちは特別に変わった使い方をしているとは思っていません。営業担当からの報告書では、「Web会議ではできません」「パソコンがありません」という理由で商談を断られたと書かれていることがあります。

私自身は、Callingを使うことによって無駄な時間が削られて効率よく仕事ができています。また、本格的にWeb会議をおこなって、会議のあり方を考えるきっかけにもなりました。これらの点では、Callingを導入して良かったと思っています。

今後の活用としては、これまで本社周辺をメインにしていた採用活動をウェビナー機能を使って全国に広げていきたいと考えています。他のツールを使うこともできるのですが、Callingというツールを気に入っているので、さまざまな使い方をして他社との差別化ができれば良いなと思っています。