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Web会議システムの同時通訳を利用する方法や注意点を解説

Web会議の通訳

政府によるテレワークの推進により、会議もWeb上でおこなわれることが多くなりました。新型コロナウイルスの蔓延で、海外渡航も制限されており、海外とWeb会議をする機会も増えています。
海外とのWeb会議では、通訳が必要になるケースも多いでしょう。同時に、Web会議システムでどのように通訳を入れるべきか悩む場面もあるはずです。

この記事では、Web会議システムで通訳する2つの方法と、それぞれの場合におすすめのシステムを紹介します。

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Web会議で通訳が必要なときの対応方法

海外とWeb会議をするときは、通訳が必要になるケースもあります。Web会議で通訳を入れる方法は、主に次の2つです。

  1. Web会議システムの通訳機能を使う
  2. 通訳者を介してWeb会議をおこなう

通訳機能の付いたWeb会議システムを使うほか、通訳者を介する場合でもWeb会議システムが役立ちます。ここでは、Web会議システムで、同時通訳をするときの対応方法について解説します。

Web会議システムの同時通訳機能を使う

Web会議システムのなかには、同時通訳機能が付いているシステムもあります。同時通訳機能とは、話者の発言をリアルタイムでほかの言語に翻訳して、字幕表示する機能です。

同時通訳機能のあるWeb会議システムでは、通訳者が不要なため、コストダウンにつながります。さらに話者から通訳者、聞き手と通訳者を挟むと会議に時間がかかるので、同時通訳機能を使えば、Web会議では会議時間の短縮にもなります。

同時通訳機能のないWeb会議システムもあるため、通訳機能が付いたシステムを選ぶことがポイントです。

通訳者を介してWeb会議システムと併用する

同時通訳機能のないWeb会議システムでも、通訳者を介する方法で、会議の通訳が可能です。話者と聞き手の間に通訳者が入るため、やりとりに時間はかかるものの、より正確な通訳が期待できます。

Web会議システム専用の通訳サービスを利用すれば、会社で使っているWeb会議システムをそのまま使って、オンラインで通訳をしてもらえます。多言語に対応できることと、現地までの交通費を削減できることがメリットです。

通訳者を介して、海外とWeb会議をするときは、画面の多言語表示と音声のミュート機能に注目して選ぶとよいでしょう。おすすめのWeb会議システムについては、後述します。

Web会議システムの通訳機能を使うメリット

Web会議システムの通訳機能を使うメリット

テレワークが普及したことにより、Web会議システムが身近となり、社内会議で利用している企業も増えてきました。Web会議システムは以前よりも使いやすくなってきており、画面共有機能やアンケート機能など、さまざまな機能が利用できます。

Web会議システムの機能の1つである同時通訳機能は、海外との会議に役立ちます。ここでは、Web会議システムの同時通訳機能を使うメリットについて解説します。

通訳者を同席させる必要がない

同時通訳機能が備わっているWeb会議システムの最大のメリットは、通訳者に同席させる必要がないことです。
通訳者が必要ないため、通訳サービスの費用を削減できます。通訳者を派遣してもらうことで必要になる交通費も不要なため、会議コストを下げられることが、同時通訳機能のメリットです。

また、通訳者を介した場合、話者の発言を通訳者が通訳し、それを聞き手に伝える工程が必要になります。通訳者を介した回数に応じて、Web会議に時間がかかってしまうことが、通訳者を用意するデメリットです。
しかし、Web会議システムの同時通訳機能を使えば、通訳者の通訳を待つ必要はありません。タイムラグの心配をせず会議を進められる点も、同時通訳機能の大きなメリットといえるでしょう。

同時に多言語の対応ができる

Web会議システムの同時通訳機能は、同時に多言語の通訳してくれることもメリットの1つです。
通訳者を介する場合は、1度に一言語にしか対応できません。それぞれに通訳者を配置することは可能かもしれませんが、その分だけコストがかかってしまいます。

同時通訳機能のなかには、多言語に対応しているWeb会議システムもあり、聞きたい言語を聞き手側で操作できます。リアルタイムで、複数の言語に対応できることが、同時通訳機能のメリットです。

Web会議システムの通訳機能のデメリットと注意点

同時通訳機能のあるWeb会議システムは、リアルタイムで複数言語の通訳が可能になるメリットがあります。
一方で、通訳の精度が通訳者に劣ることは否めないでしょう。話者の熱量が伝わりにくい面もあり、商談などの重要な場面では使用しにくいかもしれません。同時通訳機能の特性を知ったうえで、機能を利用することが大切です。

ここでは、Web会議システムの同時通訳機能を使うデメリットについて、解説します。

1. 正確性に欠ける可能性がある

Web会議システムの同時通訳機能は、通訳者を介さず自動で翻訳して字幕表示する機能です。近年の音声認識技術や翻訳技術の向上により、短い文章の場合は、ある程度の精度を期待できます。

ただし、長文になると、文章の切れ目を認識しにくくなり、翻訳精度が落ちる可能性があります。そのため、通訳者を介するWeb会議と比べて、翻訳の正確性に不安が残ることが、同時通訳機能のデメリットです。

2. 話者の熱量が伝わりにくい

多くのWeb会議システムでは、同時通訳機能は字幕表示で翻訳をします。聞き手は、話者の表情を見るよりも、字幕を追ってしまうため、話している側の熱量が伝わりにくいことも、デメリットの1つです。

強調したいポイントも、字幕では伝わりにくく、大切な商談では使いにくいと感じるかもしれません。その場合は、Web会議システムの画面共有機能で重要なポイントを指し示したり、ポイントがわかるような資料をあらかじめ用意しておいたり、といった工夫が必要です。

通訳機能のあるWeb会議システム3選

同時通訳機能の付いたWeb会議システムを選ぶときは、以下のポイントを確認しましょう。

  • どの言語に対応しているか
  • 必要な人数に対応しているか
  • 接続は簡単か

Web会議をする相手の言語に対応しているかはもちろん、そのほかに必要な機能を備えているかも確認します。とくに、対応人数と接続方法はチェックが必要です。
ここでは、同時通訳機能があるおすすめのWeb会議システムを紹介します。

Google Meet

Google Meet
出典:https://apps.google.com/intl/ja/meet/

Google Meetは、グーグル社が提供するWeb会議システムです。Googleアカウントがあれば誰でも主催者として無料で利用できます。参加者のアカウント登録は必要はなく、使用料がかからないことも魅力です。

Google Meetは無料プランでも自動字幕起こし機能が付いており、同時通訳としての機能を果たします。対応言語は英語、フランス語、ドイツ語、ポルトガル語、スペイン語の5カ国語です。日本語に対応していないことがデメリットで、今後の対応言語の拡大が期待されます。

無料プランでは参加者が3人以上の場合は最長1時間であるため、長時間のWeb会議で使用する際は有料プランを選択するとよいでしょう。また、無料プランは録画機能がないことも理解しておきましょう。

プラン初期費用月額費用通話可能人数録画機能
無料最大100名
Google Workspace Essentials8ドル/1ライセンス最大150名
Google Workspace Enterprise問い合わせ問い合わせ最大250名

Skype

skype
出典:https://www.skype.com/ja/

Skypeとは、マイクロソフト社が提供する通話サービスです。ビデオ通話も可能で、最大50名とのWeb会議ができます。利用するためには、参加者もSkypeアプリのダウンロードが必要です。

Skypeには、リアルタイム字幕表示機能があり、ビデオ通話や音声通話で翻訳した字幕の表示ができます。対応言語は日本語、英語、イギリス英語、中国語(繁体字)、フランス語、ドイツ語、イタリア語、ロシア語、スペイン語、ポーランド語、ウクライナ語の11カ国語です。

プラン初期費用月額費用通話可能人数録画機能
無料最大50名

V-CUBE ミーティング

V-CUBEミーティング
出典:https://jp.vcube.com/service/meeting

V-CUBE ミーティングとは、ブイキューブ社が提供するWeb会議のクラウド型サービスです。日本の企業なのでサポートが受けやすく、安心して利用できます。

V-CUBE ミーティングは外国語の会議に対応していて、音声認識と翻訳機能が搭載されています。翻訳機能であるリアルタイム翻訳は、会話を音声認識して、リアルタイムで翻訳やテキスト表示ができます。

音声認識は日本語、英語、中国語(北京語、台湾)、アラビア語、スペイン語、フランス語、ロシア語、イタリア語、ドイツ語、ポルトガル語の11カ国語に対応しています。翻訳可能な言語は50カ国以上です。

プラン初期費用月額費用通話可能人数録画機能
問い合わせ問い合わせ問い合わせ

Web会議で通訳サービスを使うメリットと注意点

通訳者を介したWeb会議では、翻訳の精度が高いことがメリットです。Web会議システムの同時通訳機能は、AIによる自動通訳のため、長文になると正確性に欠けることが欠点でした。通訳者を介する場合は、そのデメリットを回避し、より精度の高い通訳が可能になります。

一方で、通訳を依頼するためにコストがかかることや、通訳者を介することでタイムラグが生じてしまうことには注意しましょう。
Web会議で通訳者を挟む場合は、多言語に対応したWeb会議システムを選ぶこともポイントです。

通訳サービスを使うときにおすすめのWeb会議システム3選

同時通訳機能の付いたWeb会議システムはまだ少なく、そもそも選択肢が限られることがデメリットです。また、AIによる自動通訳のため、精度にも問題点があります。
そのため、重要な会議や商談では、通訳者を介したWeb会議が一般的です。
ここでは、通訳サービスを利用する際におすすめのWeb会議システムを3つ紹介します。

Calling Meeting

Calling
出典:https://www.calling.fun

Calling Meetingは、ネオラボ社が提供するWeb会議システムです。システムの導入前には、導入に必要な情報共有のためにミーティングして、利用する企業に合わせた環境構築や、利用者登録や権限付与などの設定もおこなっています。導入後のサポートも手厚いことが特徴です。

CallingのWeb会議システムには同時通訳機能はありませんが、英語表示への切り替え機能があります。通訳者を挟めば、海外とのWeb会議にも使用しやすいシステムです。

プラン初期費用月額費用通話可能人数録画機能
プラン初期費用月額費用通話可能人数録画機能
基本プラン20万円1,500円/1ID最大30名

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Zoomミーティング

Zoom
出典:https://zoom.us/jp-jp/meetings.html

Zoomミーティングとは、アメリカのZoomVideo Communications社が提供する、Web会議ツールです。電話やウェビナーなどのプランが用意されており、そのなかでもZoomミーティングはWeb会議に特化しています。

基本プランでは無料で最大100名まで参加できます。また、ビジネスプランと企業プランでは参加人数の上限も上がり、言語通訳機能も搭載されています。ただし、Zoomミーティングの言語通訳機能は言語チャネルごとに通訳者を振り分ける機能となっています。自動通訳ではない点には注意しておきましょう。

Zoomミーティングの言語通訳機能を使うと、参加者は任意の言語チャネルに切り替えられるため、Web会議を同時通訳するときに便利です。会議の時間短縮にもつながります。

プラン初期費用年間費用通話可能人数録画機能
基本無料最大100名
プロ20,100円/1ライセンス最大100名
ビジネス26,900円/1ライセンス最大300名
企業32,300円/ライセンス最大500名

LiveOn

LiveOn
出典:https://www.liveon.ne.jp/

LiveOnとは、ジャパンメディアシステム社が提供する、日本製のWeb会議システムです。IDを持っていない参加者でも、招待URLから簡単にアクセスできます。
システム内で使用する言語は日本語や英語、中国語の3カ国語から選択が可能です。またAIによる同時通訳機能はないものの、グルーピング機能によって通訳者を介した通訳が利用できます。

海外とのWeb会議では音声の遅延や画像の乱れが懸念されますが、LiveOnのシステムは独自技術により、高音質と高画質であることが強みです。

プラン初期費用月額費用参加者数録画機能
ASP版(クラウド/SaaS型)78,000円3,000円/1ライセンス最大150拠点(オプションで無制限)
イントラパック版(オンプレミス型)100万円
+78,000円/1ライセンス
無制限

Web会議システムについて、こちらの記事でも詳しく紹介しています。

【最新版】Web会議システム9つを比較 | Calling[コーリング]
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www.calling.fun

通訳が必要なWeb会議では多言語対応のシステムがおすすめ

通訳が必要なWeb会議では、次の方法で通訳が可能です。

  • 同時通訳機能の付いたWeb会議システムを導入する
  • 通訳者を介した会議を用意する

Web会議システムの同時通訳機能は自動通訳のため、正確性に欠けるというデメリットがあります。そのため、海外との会議や商談には通訳者を介してWeb会議を開いたほうがよいかもしれません。

通訳を利用するときは、多言語に対応したWeb会議システムを選びましょう。最低限、英語と日本語の表示ができるシステムが理想です。また、言語表示だけでなく、録画機能やグループ分け機能など、そのほかの機能についても、比較検討するとよいでしょう。

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